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CLOの市場について

Bloombergを見ていたら、 こんな 記事を見つけました。「CLO」という言葉は普通に使われていた言葉みたいですが、私もリーマン・ショックの際に大損しているので、これが「CDO」と似たものというか、ただ債務とローンの差(どっちがどうなのか、はっきり説明できませんが・・・)と思うと、ちょっとゾッとします。 CDOの時に、「えぇ・・・」って思ったのは、住宅の値上がりを見込んだ、低所得者向けの住宅購入ローンの仕組み、所謂、サブプライムローンが、ランクもごちゃごちゃに混ぜてしまって、それを債権化して、その上、当時の格付け会社が安全だよ、ってお墨付きをつけてたから、まさかみんな破綻するわけないって思って投資銀行が売り買いをしまくってたわけだけど、結局、住宅を買った債務者に対する特約でローンの金利が時限爆弾みたいに上がった途端に、破綻して裏付けがなくなった債権になってしまって、誰も買い手がいねぇ、と。 まぁ、そんなときに、昔からリスクテイカーだったリーマン・ブラザーズがしこたま持ってて、当時のポールソン長官も、生贄がないとね・・・ってなったんだったか、ともかく破綻。どっちにしても他の銀行も助けられないぐらいの負債だったはず。後でいろいろ勉強させていただきましたけど、そういう話の中で、今度は、FRBの議長もなんとなくCLOの売買の実態がつかめていないらしいという。ただ、今回は事業会社の債務が担保になっているので、前のサブプライムのようなこともないのかなぁ・・・と思ってみたりしたけれど、 CLO市場に重し、日本勢投資に当局が監視強化で-UBS(Bloomberg) Russell Ward 2019年5月17日 18:01 JST という記事を見つけて、引用すると、 同社のクレジットストラテジスト、マシュー・ ミシュ氏は16日のリポートに、「日本の投資家と話したところ、日本勢のCLO投資に対する規制当局の介入について、当初の解釈は楽観的過ぎたようだ」と記述。「当局の監視や政治リスク、 幅広いエクスポージャーは当社の当初想定よりも大きい ようだ」とも続け、最上級格付けCLOのスプレッド拡大は早期に反転しないかもしれないとの見方を示した。   とあって、ちょっと気になります。こういうのを見ると、確かに誰にどのくらい貸したか、どういう債権に何...

アメリカ・2016年4月雇用統計

結果論でしかありませんが、今回の雇用統計の前に出ていた話で気になることがありました。 NY金:続落で1272.30ドル、米雇用統計への警戒感やドル高傾向で売り勝る Yahooニュース (以下引用)NY金は続落(COMEX金6月限終値:1272.30↓2.10)。1288.40ドルまで上昇した後、1271.10ドルまで下落した。この日発表の米国の先週分新規失業保険申請件数が予想を超える大幅な増加となったことを受けて、早期の追加利上げ観測後退、あるいは、安全志向による金の買いが先行した。 米新規失業保険申請27.4万件に増加、基調は底堅く [ワシントン 5日 ロイター] - 米労働省が5日に発表した4月30日までの週の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比1万7000件増の27万4000件と昨年2月以来の大幅な増加幅となった。市場予想の26万件を上回った。ただ基調としては、雇用市場は引き続き拡大しているもようだ。 この二つの記事は、なんとなく気になっていました。私はイベントトレードが苦手なのですが、その一因が、こうしたニュースを中途半端に分析しようとする癖なんですね・・・ただ、気にはなるのです。なぜかと言えば、もちろんアメリカ金利引き上げが9月に実施されるかどうか、一つ一つの経済指標が今は気になるところではあります。 FOMCのイエレン議長は、 「雇用統計はプラス10万人で十分」 という話をしているとも聞かれます。 ( こちらのブログ を参照。今回の顛末がわかりやすいです。) ただ、こうした話で嫌なのは、利上げがあってもなくても長期的に利益の見込める銘柄を選ぶべき(というか、いつかは上げることになる気がする、という憶測のもとにですが)なのに、イベントに振り回されてしまうことです。

相場と日本の縮図

少し相場からは離れていましたが、結局毎日気になるので、チャートやニュース、個別銘柄はちらほら見ているわけです。 現在の相場で言えば、17,000円当たりが天井に見えます。これは、チャートを見ればなんとなくつかめそうな感じがします。 今後の話を考えたとき、先日の黒田総裁の発言で、相場は大きく下がりました。実際は、日本でも5月売りが発生したのだけかもしれないですが。結局休みの前は手じまいが多くなる気はします。 それであっても、マイナス金利のほか、ETFの買い取りなどなど確かに異次元なことをしていましたが、結局は株価に反映されているとは言えないし、物価上昇の目標も後ろ倒しにした。 黒田総裁ができることは限られていると思います。いうなれば彼らは水道局みたいなもので、水圧や水量を調整することはできても、その水を使って何を作るかまでは指示できない。「汚水をたくさん持ってきても、処理しますよ!水もどんどん供給します!」とはいっても、その水道から出てくる水で作った料理にだれも見向きもしないとか、どう使っていいかわからずただ、プールの水を入れ替えているようなことばかりしている気がします。 日経225ではいくつか中心的な銘柄があると言われていますが、その一つにユニクロがあります。彼らはいま戦略面での弱さが注目されています。しまむらとの差についての言及もそれがあると思います。 商社の機能は、エネルギー関連の多様さと不安定さで収益を悪化させているし、重工業はインドネシアの新幹線も含めて負けています。 要するに、ビジネスマンがいないってことですよね。 ITの話になりますが、私の部屋にはモニターが2つ、ノートパソコンが一つ、携帯電話が二つあります。マウスもタブレットも、タブレット用のキーボードもあります。もっといえば、電気スタンド、ベッド、Bluetoothで接続するスピーカー、楽器、ベースアンプ、ヘッドフォン時計・・・ そのどれも、Made in Japanではないのです。工業でダメなら、情報技術では? 私が今書いているこのブログプラットフォームはGoogleです。ドキュメントを作成するのは、MicrosoftのOffice、もしくはGoogle Docs、買い物はAmazon、仕事でバックグラウンドで使うクラウドは、AWS、どこにも日本の出番がない。 日本...

こりゃやばい

ピジョン(7956)で失敗。総資産の1.2%を食われている。高値で拾ってしまったのが運のつき。その後、日経平均がガタガタと下がり、来週は円ドルで、90円台を割るかもしれないという状況のなかで、この銘柄ですでに6.5%・・・いや、ここで初めて数字にしてみたこと自体が、すでに大失敗だ。 28日の決算予想で高値のピークを迎えたのは感覚的につかめていたのだけれど9月1日の決算でもう一回波がくるのでは・・・と、「期待」してしまったことが失敗の要因だろう・・・。 ピジョンについては、ビジネス自体は嫌いではないし、アジアでのブランドも確立しているようだから、長期的に見て悪いとは思えない。ただ、実際この感覚が邪魔なのかもしれないと思う。あっちもこっちも見ていたのでは、よい戦略に気がつくことは無い。あぁ・・・・教訓って、こんなに痛いものか。テルモでやられたときよりも今回のほうが「じんわり・・・」と効いてくる・・・。なぜダメだったのか、言葉にすることができるし、その上、手をつける前に予想ができたか?といわれれば、できていたのに「期待」を無神経に持ってしまったからだ。 こわいよ~・・・・

投資家の目でトレードに臨んではいけない

鎌田さんのブログより。 こんなに強いマーケットなのに、数人のトレーダーは買うことができなかった。理由を尋ねると、 現在の経済情勢を考慮すると、ここで買うことは考えられない、という答えが戻ってきた。 投資家の目でトレードに臨んではいけない。指標が強くなり、向こう数日間の上げが予想される状況なら、トレーダーは買いに焦点を合わせるべきだ。 トレードは、短期需給バランスを適切に見極めることが重要であり、投資とは根本的に性質が異なる。 米国は膨大な赤字を抱えている。銀行は惨たんたる状態だ。個人消費が冷えこみ不景気は長続きする。それらの要素は、今ここでトレードをするかしないかを決める理由にはならない。 これは、ブレット・スティンバーガーさんという方のお話の引用のようなのですが、至極ストレートで、わかっていながら、なんか出来ていない・・・ことだなぁ、と。 投資とトレードは根本的に性質が異なる、という下りもいまさらながら強烈に納得しているところです。 実際、ウォーレン・バフェット氏の本など読んでいると、バフェット氏がやっていることと相場でやっていることは違うんだよなぁ、と感じます。 そして、私がしたいことも、バフェット氏がしようとしていることとは違うのかもしれないと思います。

ピジョン(7956)

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1ヶ月もこのブログを放置していた。ピジョン(7956)について、一応メモ。 25日移動平均線が上昇して随分経っている。短期の5日線に近づきつつあるので、5日線を抜けてその後の相場になったら、入ろうかなぁ・・・と。あとは、長期の移動平均が情報しつつあるので、上昇トレンドってことで。 財務的には良いようにみえるので、状況を見計らって、参戦したい銘柄。 4月後半~5月前半の窓明けは、ある程度分かっていながらアタフタしてなにもできなかった・・・本当はこういう気持ちに引きづられてはいけないのだろうと思いながら、まだ未練があります。

なぜ(2)

なぜなぜ・・・。最近、きちんと相場と向き合うことが増えてきたのかもしれない。長期投資と言う言葉に囚われすぎていたこの数年を振り返り、そもそもの目的と手段を履き違えてたのかもしれないという思いが、あせりに変わっているのかもしれない。 なんでアメリカの銀行が本日の上昇銘柄なんだろう? クライスラーが助かった・・・のは、何となくReutersとか見てて分かった。ただ、どう評価されているのかはっきりわからん・・・ 金は、やっぱり、今は割高?ってことなの? 豚インフルの一軒で、本日のDJIもプラスだけど、どっかにヘルスケアが引っ張ってると書いてあった。実際、アメリカのGDP発表で6.1%マイナスだっけ。予想を下回っていたのにも関わらず。で、DowJonesの構成で値上がり上位は、結局銀行とか。ヘルスケアはなかったんだけど、ストレステストの結果、シティーグループって資本金の積み増しが必要だよ、みたいなこといわれてなかったっけ? どのニュースがどのように繋がっているのか、よく分からない・・・致命的なような気がするけど、そのうち何か見えてくるのではないかと思いながら、日々ニュースに目を通している。 どうなんだろうか・・。信越の決算が、予想の下げ幅よりも恐らく下げてたみたい。GW前で商いも薄くなってきているので、明日はどんなになるかな・・・。「以前の姿には戻れないかも」という言葉が説明にでてくるほど、信越もヤバイ感があるみたい。過去を評価して安値で拾うか、もう過去のものとして、改めて考え直すか・・・。 シンプルに考えて、信越はやっぱり買い・・・。シンプル=勘であってはいけないんだけど。

相場メモ

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テルモ(4543) ピジョン(7956) 株と結婚しちゃいけない・・・株式は自分が買われていることをしらない・・・。 なのに、この2つは好きなんです。 とりあえず、テルモは3,700円台回復したら、一度売りたい。実際、それほど無理な数字じゃないと思っています。GW後かな。ピジョンは、2400円台。テルモは、下降トレンドかなぁ・・・とおもいますが、ボリンジャーバンド2σに突入しているので、来週の動き次第かなと。ピジョンは、本日「がつ!」っとあがりましたが、最近かなり売られていたので、反発?ここは、大きな流れと逆相関だったりするんで・・・欲分かりませんが。

大東建託(1878)

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来週の動きを色々考えていた中で、かなり前に考えていた銘柄を思い出したので、ちょっとメモ。 大東建託(1878) この不動産不況・・・と言われている中で、この銘柄なんですが、なんとなく一番痛々しいのはマンションデベロッパーって感じはしていまして、アパート経営は逆にナントカなりつつあるんじゃないの・・・なんておもったのです。チャートは以下。 細かいことは分かりませんが、なんとなくデッドクロスな感じなので、週前半の状況を見ながら、判断をしたいと思います。ただ、 自己資本は47%くらい 売り上げ増・減益 実際、東京都下に住んでいてアパートを探そうとしたときの印象が良かった。 ROE: 15.46% PER: 9・28倍 BPS: 2,482円 EPS: 367.29円(3年連続増加傾向) など、印象がよいので、-1σ突破を買いラインとして考え中・・・。不動産の友人に聞いたところ、「大東建託は、 東建コーポレーション に食われ気味だよねぇ」とのこと。ビジネスの地合がまったく分かってないが、ちょっと気になるので、メモね。

相場について

来週の相場を考えていたが、踏み上げ太郎先生は、3月10日からのラリーはソロソロ終わりなので、ここで降りようかなという話をしていたし、ジム・ロジャースは「今中国を買うなんて真似はしない」って言うし、金相場も落ち着きつつありまして。 切実に気がついた点として、そもそも相場に関する知識がかけていたと思った。会社を分析するのはいいとして、相場のイロハが全くなかった、知ろうということすら怠っていたことにやっと気がついた。勉強不足を痛感。 -- from iPhone

何を基準にしているか?

来週の売買について考えていたが、何を基準にしているか、分からなくなってきた。株式投資を始めて、もう4年以上になるが、そのうちの半分以上がウォーレン・バフェット氏の本を読んでいて、100%ではないにしろ株を買うときは、思い出すことになっていた。 今でもそれはそれなのだけれど、自分の性格や目的にあった基準を思い描き始めていることも確かなこと。ただ、それが何かよく分からず、闇雲に情報を読み漁っている。情報を仕入れているうちに、何を読んでいるか分からないこともある。 まぁ、こういう「暗中模索」な時期というのは何にしてもあるものだから仕方ないのかもしれないけれど、なるべく早く抜け出したいものだ。

相場メモ(FOMC声明、金相場、株相場について)

本日のSPDRゴールド・シェアの価格は、寄り付きで\8,890をつけていたものの、現在は昨日の終値近辺まで下がっている。とりあえず、昨日のFOMCの発表も含めて、相場メモ。 昨日のFOMC・バーナンキ議長の発言により、ドル売りとなる。一部には、ドル安容認の声も。 円は96円台まで高騰。 DIJは$90高 円が高騰しているにもかかわらず、日経平均は8,000円に挑戦する動き 金相場は、恐らくFOMC発表に反応して、一気に$890近辺から$950へ高騰。 10年もの米国債の金利が下がる(?) 18日のNYSE・SPDR Gold Share(GLD)は$3(3%)高。 FOMCの住宅ローン担保証券買取策などについては、以下にニュース。相場に期待が集中しているこの時期に、こうした策を素直に出して、相場が反応している様子。 FOMCの声明 FOMCの声明 には、こんな一文があった。 金融市場や金融機関の安定化に向けた政策措置が、財政・金融政策上の刺激策と相まって、持続可能な経済成長の緩やかな回復(gradual resumption of sustainable economic growth)に寄与するとFOMCは予想する。 ( 米FOMC声明全文 Reuters ) その他、声明にあるのは、以下のような話。 金融・住宅・消費などあらゆる分野で弱含み。今後も続きそう。 FOMCは金融・財政が今後の緩やかな景気浮揚に向けて寄与するだろうと、FOMCは予想している。 デフレの心配があるよ。 FF金利誘導目標: 0%~0.25%(長期的に異常な水準を維持することは景気が悪いし、いいでしょう。) 政府保証のMBSの買取額を、追加で7500億ドル上乗せ、今年の総額1兆2000億ドルを設定。 米国債の買取額を、本年総額2000億ドルに設定 民間クレジット市場対策のため、米国債買取額3000億ドルを設定

金を通して考えること

去年から目をつけておけばよかったのだが、やっと年明けに目をつけ様子を見つつ少しずつ少ない投資資金の軸足を金関連に移している。最初は、金貨など金の直接投資を考えたが、結局のところ手数料が割りと高いこと(どうやら、売り・買いに対して割と高い手数料が発生するらしい。)や、機動的な運用には向かないことから、SPDRゴールド・シェア(1326)を選んだ。1ヶ月半で、スイング・トレードを繰り返し、10%ぐらいのパフォーマンスとなっている。 きっかけ 金を扱い始めた決定的な流れは、実は投資関連の話ではなく、ある本がきっかけだった。ロスチャイルド家というユダヤ系の一族にまつわる現代までの金融・経済・世界情勢を取り巻く話を、膨大な資料を基に丁寧に説明している本だった。 その本を読んでいて、歴史的に「お金」というものを捕らえるきっかけになり、「金(ゴールド)」の持つ価値やインフレヘッジ、リスクヘッジ先としての歴史が長いこと、そして、相場を見る視点として、非常に有効であることを感じた。以下に、少しその辺のメモを残しておきたい。 金は世界で週末を除くほぼ毎日、24時間、取引が行われている。為替と同じ? 金本位制が過去のものとは言え、金が不況時に発揮する、安定的な価値観は絶大。 割と少ない産出量 株式相場と、為替相場との関連が分かりやすい。 24時間取引されているのと、為替のように各国の色というものがあまり無いので、世界の相場を見るにあたって、良い軸足となる。 金投資はなくならないのではないか。 ロスチャイルド家が、金への投資を積極的に行っていた・・・ワケではないが、金の価格を決定する、所謂「London Fix」は実質的にはこの一家が決めていたというのもあるし、今の今まで、その仕組みが変わっていないということは、時代を超えて、世界を席巻した大富豪が手放したくない利権であるということを感じる。 欲望の象徴 人間は、それだけ金に囚われていたのだろうと感じた。人は死んでビジネスの栄枯盛衰はあっても、金の需要はなくならないだろう。 なぜなら、精密機器を支える鉱物の一つであることもあるが、その精密機器に使われる以上の歴史を持って、金は人間の権威欲を象徴しているのだろうから。貴族が貴族たらしめる、「生まれ以外の理由無く他人より優位である」ためには、こうした宝飾品の類が欠かせず、金はその際たるもの。 人...

シナリオメモ(2)

米国自動車大手ビッグ3の救済策については、いろんな意見があるけれど、立場で見事に割れている感じ。 ウォール街の高給取りは助けたのに、一般的な所得層には手を差し伸べないのか。 ビッグ3の業務改善案は非常に貧弱なので、税金で救済する必要はないのではないか。 そもそもが、救済策があろうが無かろうが財務省が助けるんじゃないの? 大統領が正式に交代した後のほうが問題じゃなかろうか。 などなど。250万人を超えるという雇用の確保も含めてアメリカの雰囲気が決まってくる。実際、これから車は売れなくなってくる感じ。先日のエントリで、「車がなくなることは無い」と書いたけど、新しい車がどれだけ売れるかというのは、ちょっと疑問が残る。 自動車というもの 考えてみると、自動車は非常に複雑な代物で、製造過程や研究開発にかかる費用は他の商品とは違ってくる。そして、一番違うのは、高額で複雑な代物の需要は個人に根ざしているという点。携帯電話も複雑だけど、買い替え需要と安全性の確保など、恐らく自動車とは比べられない。そのほか、需要が個人に根ざしたモノといえば、住宅もあるが、実際は自動車ほど複雑とは思えない。その他の複雑で高額な商品は多々あるにしろ、最終的に需要が個人に根ざしているものは少ない。 そういうものを作るには、かかわる技術や人間などの規模が大きく、それが故に雇用もそれにまつわる金の流れも膨大だろう。それが止まろうかといわれている状態だ。インパクトが小さいわけは無い。今までは自動車は、オーナーシップだったり、強さの象徴だったり、使い勝手だったり、というのアピールアピールポイントの中心だったと思う。要するに、ソフト面。しかし、今問われているのは、ハード面、特に、燃費。プリウスの登場や、そのほか、石油由来の燃料に頼らなくても走る車の存在がだんだんと現実味を帯びてくるにしたがって、消費者も変わってきた。アメリカで大型のSUVが売れなくなって久しいけど、消費者が思う、車のイメージは変わってきている。買い換えるなら、同じものはもう買わない。 相場に関して 自動車については、とりあえずこれから地合がわるくなる一方だと思う。日本でもトヨタの生産量下方修正(800万台の件?)、ホンダのF1撤退、そのほか、製造業全体に言われるのが、生産量下方修正に伴う、派遣従業員の解雇増加・・・・。自動車周りはボロボロ。 相場環...

シナリオメモ

少し相場状況の整理を始めようと思う。最初に気になる項目については以下の通り。 アメリカの0.5%の利下げ予測 アメリカの非農業分野の失業者数増加 アメリカの失業率:6.7% ブッシュ大統領のリセッション入り発言 自動車ビッグスリーの業績悪化と救済策の遅れ アメリカの利下げ予測とリセッション入り、低金利政策などを含めて、ドル安の可能性大 ドル安に伴う円高予測 円高になることで輸出関連、特に自動者に打撃 というシナリオが一つ考えられる。ただ、そのあと考えられるシナリオもある。自動車に限っていえば、以下の通り。 自動車がなくなる事はない。 より根本的にコストの低い自動者が求められる。 ハイブリッドだけではなく、燃料電池自動車などのニーズが高まる。 こういう時期には、新しい提案を持っている会社が強い。当然だが、顧客思考であることが大事。常識的に考えられる顧客ニーズをとらえ実用可能な技術の適用が望める製品を持つことが重要。

FMCNが半分以下に・・・

FMCNのカンファレンスコールを聞いて、涙が出そうになった。日本時間の午前1時50分ごろで、FMCNは約45%下げて、現在の価格は$8の後半。$20から半分以下となった。日本株でもここまで来ることはなかったので、少し気持ちの整理が必要なほどの下げだった。 この件で、何となく気がついたことをいくつか。 PER90倍を超えていること知っていながら、なぜ買ったのか。 広告ビジネスをしっていたのか。 中国の経済刺激策がそれほど刺激にならないのだから、中国本土株をADRで買っていれば影響があることは予想できたのでは。 この時期に、なぜこのようなセクターに手を出したのか。 後悔先に立たず。今まで習ったことや、自分で覚えたことなど、この下げで色々と気づかされることが多かった。バリューに投資して買い持ちするつもりだったのか、機会に投資してトレーディングするべきだったのか。 どちらにしても、自分に対して疑問が残る。自分の中のどの戦略にも当てはまらない銘柄選択だったのではないだろうか。 今回の出来事や、この下げ相場から学ぶことは本当に多い。

この時期の戦略

来週(11月4日の週)をどのようにするか・・・を考える。 短期トレードの重視。 銘柄の絞込み。 5%~10%のボラティリティを想定。 なるべく、日計り商い(デイトレード)を心がける。 なるべく精神的なストレスをかけない。 現在の市場について、長期的なスタンスをとるか、短期的なスタンスをとるか、その点については、短期で考えたいと思う。きっかけになったのは、信越化学(4063)での売買を行った際に、現状の値動きを見てしまう限りは、この方がパフォーマンスが上がりやすいと思ったこと。日計りでボラティリティを想定しておき、その中で売買を行う。結局、その日は金額で5~6万ではあるが値を抜くことができた。 現状での長期投資スタンスは、上に上げた5つのポイントの5番目にあるストレスという点で、かなり不利になる。そこまで強くない、ってこと。また、相場全体のボラティリティが大きいが読みやすくなっているということもあり、1番目の短期トレードを重視したい。 ボラティリティでいうと、5~10%は現実的だと思う。また、2番目であげた、銘柄の絞込みだが、これについてはあがりそうな銘柄に絞り込むことも大切とは思うが、ここで想定しているのは、「安全性・流動性が十分な銘柄」という意味だ。PBR、BPSしかり、PER、ROE、キャッシュフローしかり。長期投資に使える銘柄を短期で売買する。結局、この状況なので、倒産リスクについては業界や各企業に差はあれど、リスクが高まっているのは事実だし、リスクと値上がり幅を天秤にかけた場合、いまは、リスクが重たくなる可能性も高いとの判断で、「刺身に使える魚を、焼いてみる」みたいな発想で、銘柄の絞込みを行いたい。 NYSEの相場も日本と似ているが、参考になったボイスブログが以下。 いちカイきゃすと

ここで、手仕舞い

もっと早くやるべきだったというのは、もっともだが、できなかった。自分の甘さ、自分の弱さは、売るということ自体、頭に浮かび上がらせることが無かった。私は呆然として、この1ヶ月をすごしていた。資産は3分の1ほどになり、日に日に下がる相場を眺めながら、麻痺していた。 それでも、このままでは悔しいな・・・とおもって、会社のトイレで用を足していると、ふっと浮かんできたこと。それが、「一度、手仕舞いにしよう」ということ。そう、「損切り」だった。これ以上下がったら、これ以上あがったら・・・。そんなことを考えながら日々相場を眺めてしまう。上がり下がりに左右されないというのは、それなりの鍛錬がいる。 今日深く感じたのは、手仕舞い、損切りは、次へのステップだということ。下がってしまって「損失を確定するために」損切りを行う・・・とは、よく出てくる言葉だ。しかし、何となく綺麗ゴトに聞こえていた。 ただ、この局面で、やっぱり損切りしておけばよかったなぁ・・・と思っていると思ったのは、自分の資産価値が、貨幣や株式に形を変えていく中で、今、貨幣に戻すと損失に見えるということだけであって、また投資先を見つければ言いだけの話なのだ、ということ。 損切りをして思ったのは、「さっぱりした」ということ。損切りできないときはキャッシュポジションがあっても、「どれがいいのだ・・・・」と目移りしてしまうことが多かった。いまホールドしている値下がり株たちのことも考えながら、キャッシュを株式に向かわせるために何をすべきなのだ・・・と考えることが非常にストレスだった。一度、確定してしまうことで、次のステップにうつれそうな気がする。

売り買い雑感

売り買いに関する雑感を書いておく。メモ程度。 景気後退は、優良銘柄、特に財務内容が優良な企業については買い。その他、ビジネスの継続性と、過去にEPSを継続的に伸ばしてきているような、収益性がハッキリしているものは買い。 景気後退時はできるだけ早く損切り。損切りした後の暴騰・暴落に備える。 景気上昇時は順張りで買い。流行の銘柄に手をつけても良い。 トレーディングは、上下5%~10%の幅で売り買いを行う。それ以上の利幅を短期で追うのは、リスクが高い。 トレーディングは、優良銘柄に限って行う。万が一、ロングのポジションをもっても、諦めのつく銘柄。 原則、信用は行わない。 以上。 勝手なのかもしれないけど、この局面を迎えると、バリュー投資・長期投資というものの意味が身にしみて分かってくる。敢えて言えばこういう局面に出会ったことで、今後の投資戦略や、心構えに磨きをかけるチャンスになったのかもしれない。 次のタイミングに備える この状況で、「あぁ~、投資なんてもうやめた」と思うことは無いと思う。この辛い時期を通り抜けた後、どんな銘柄を買っておけば儲かるのかを考えることに集中する。今回ほど、近視眼的に市場を見ていたことを後悔したことはなかった。 次のタイミングが来る、その時にどういう状況であるべきかを考えなくてはいけない。まだ、先が読めないのであれば、基礎を見直し、固める時期として捉える。

今やらなくちゃいけないこと

この景気後退、アメリカ発の金融危機を迎えて、今やらなくちゃいけないことはなんだろう。 損切り 勉強 我慢 損切りは、しなくちゃいけない・・・と一言で言うのは乱暴かもしれないけど、できる水準であれば、損切りしてキャッシュにしておいたほうがいいかもと思う。といって、できていないけれど。 いくつかの銘柄は損切りをして、キャッシュにしておいた。自分で「この銘柄は、結構今までも相場と相反した動きをしていたのもあって、(ちょっと割高かもだけど・・・)ディフェンシブだろう」なんて思っていた銘柄だけ残した。 しかし、そのディフェンシブだと思っていた銘柄が、ドンドン含み益を喰っていき、含み損に達する勢い。これには青ざめる。そのうえ、キャッシュポジションをキープしきれず、「これなら、今行ってもいいんじゃないのか・・・」なんつって、バリュー銘柄と思われる銘柄に手を出してみたが、こちらもいきなり損。 こうなると、今は勉強をするじきかな・・・・と。平時であれば「こんな優良企業が割安!」なんて思える銘柄がゴロゴロと手付かずで放置されている。それも誰も買おうとしない。サラリーマンは、日ごろ、銘柄研究の時間が限られているので、今、この時期に銘柄研究をしてもいいかも。 それと、後は我慢・・・。待つことを知らなくては。