CLOの市場について

Bloombergを見ていたら、こんな記事を見つけました。「CLO」という言葉は普通に使われていた言葉みたいですが、私もリーマン・ショックの際に大損しているので、これが「CDO」と似たものというか、ただ債務とローンの差(どっちがどうなのか、はっきり説明できませんが・・・)と思うと、ちょっとゾッとします。

CDOの時に、「えぇ・・・」って思ったのは、住宅の値上がりを見込んだ、低所得者向けの住宅購入ローンの仕組み、所謂、サブプライムローンが、ランクもごちゃごちゃに混ぜてしまって、それを債権化して、その上、当時の格付け会社が安全だよ、ってお墨付きをつけてたから、まさかみんな破綻するわけないって思って投資銀行が売り買いをしまくってたわけだけど、結局、住宅を買った債務者に対する特約でローンの金利が時限爆弾みたいに上がった途端に、破綻して裏付けがなくなった債権になってしまって、誰も買い手がいねぇ、と。

まぁ、そんなときに、昔からリスクテイカーだったリーマン・ブラザーズがしこたま持ってて、当時のポールソン長官も、生贄がないとね・・・ってなったんだったか、ともかく破綻。どっちにしても他の銀行も助けられないぐらいの負債だったはず。後でいろいろ勉強させていただきましたけど、そういう話の中で、今度は、FRBの議長もなんとなくCLOの売買の実態がつかめていないらしいという。ただ、今回は事業会社の債務が担保になっているので、前のサブプライムのようなこともないのかなぁ・・・と思ってみたりしたけれど、
CLO市場に重し、日本勢投資に当局が監視強化で-UBS(Bloomberg)Russell Ward2019年5月17日 18:01 JST

という記事を見つけて、引用すると、
同社のクレジットストラテジスト、マシュー・ ミシュ氏は16日のリポートに、「日本の投資家と話したところ、日本勢のCLO投資に対する規制当局の介入について、当初の解釈は楽観的過ぎたようだ」と記述。「当局の監視や政治リスク、幅広いエクスポージャーは当社の当初想定よりも大きいようだ」とも続け、最上級格付けCLOのスプレッド拡大は早期に反転しないかもしれないとの見方を示した。 
とあって、ちょっと気になります。こういうのを見ると、確かに誰にどのくらい貸したか、どういう債権に何が降り混ざってるか、この記事の中でも、US AAAとか、このAAAッテ格付けかなと思うのだけれど、その根拠がまたわからなくなったり・・・って思うと、ブロックチェーンとかでそういうの解決できないの、と思ったりもします。 

コメント

このブログの人気の投稿

ピジョン(7956)の反省

信越化学で気になるところ

相場について