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相場の底

相場の底 相場のことがやっぱり気になっている・・・とはいえ、やっぱり相場から買う以上、気にはなる。そういう意味もあって、やはり「相場の底がいつなのか。」「いつから買い始めようか」ってことは今の状況ではナーバスにならざるを得ない。 そんな状況のなか、堀古氏、広瀬氏のオンラインセミナーを聞いてみた。 10月底打ち説 ケース・シラー指数を見る限りで、マイナス幅が収縮に向かっている。不動産価格の底打ちが始まっているように見受けられるため、10月が1つの底打ちなのではないか。 空売り規制が10月に解除されることもあり、空売りが規制されている状態での相場参加者が減った状況から平常時に戻るため、売り買いが活発になるのではないか。 9月は元々中間期決算の関係もあり、安い相場になりがちだ。 12月底打ち説 相場参加者は、決算が怖い。12月の本決算が過ぎることで、ある程度、悪材料の出尽くしが期待できるのではないだろうか。        証券会社などは、「つぶれなかった」という評価がプラスに働き、持ち直すのではないか。金融株に関しては、あがるときは大きく上がることが多い。 ということらしい。本当かどうかわからないけれど、今年最後の四半期は我慢我慢になりそうな気がする。 この状況で、「じゃあ、何をどのタイミングで買えば良いんだろうか」ってことまでははっきり分からないが、取りあえずメモ代わりにここに書いておこうと思う。

バフェットの効率的市場仮説、短期投資に関して

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この「サブプライム危機」と呼ばれるアメリカ発の住宅ローン債務の証券化に無理が祟った不況にはいってから、なんだかバリュー投資の話を読み返すことが多い。実際、最初にバリュー投資に出会ったのは2004年ごろ。中国株がもてはやされ始め、「貯蓄から投資へ」が形になり始めていた頃かなと思う。実際、その頃から投資を始めた私としては、大きなお金も無かったので、儲けも大きくなかった。この頃は、目の前に置かれた「バリュー投資」という手法をとりあえず本を読み読み勉強したが、身になったかというと、疑わしい部分も多かった。 それがこの不況を受けて、今、身になりつつ歩きがする。 その中で、ウォーレン・バフェット氏の短期投資に関する見方を、「 麗しのバフェット銘柄 (ウィザードブックシリーズ 116) 」の一文に見つけた。 効率的市場仮説は正しくもあり、また間違いでもある  かつて一部の大学教授たちは、株価には全ての公開情報が直ちに織り込まれるので株式市場は効率的であり、それゆえに市場平均を上回るリターンをあげるのは不可能であると主張した。よってベストの投資法は、市場平均と連動するインデックスファンドに投資することである。これについてバフェットは、 投資家の九五%は目先の利益を追求しているので、株式市場は短絡的にはきわめて効率的であると述べている。彼によれば、短期のマネーゲームではこれらの人々にはかなわない。  しかし、これらの近視眼の人々は長期の投資戦略などはまったく持っていない。その証拠に わずか六ヶ月までの投機オプション市場では毎日何万枚ものもの取引が行われており、二年間の長期オプション市場の取引高は微々たるものである。 バフェットの投資尺度によれば、二年でもまだ短期の投資スパンである(五~10年のオプション市場などは望むぺくもない)。バフェットのすごいところは 株式市場は短期的には効率的であるが、長期的にはまったく非効率的であることを見抜いていたことである。したがって、彼は株式市場の長期の非効率さを利用する投資戦略を作り上げた。これがバフェット流の選別的な逆張り投資法である。 「 麗しのバフェット銘柄 (ウィザードブックシリーズ 116) 」48p~49p 効率的市場仮説は、価格は収斂するんだよ、なんてことを言っているわけですが、短期的にはこれは正しいのだ、と言っている。これについては、...

後悔と決断について(テルモの値下がりでおもったこと)

投資家のできる最大の努力の一つとして、「過去の失敗から学ぶ」という話を聞いた。投資に限った話ではないし、今考えていることが、失敗なのかというと、正直まだ分からないが、迷いが多いので、ここにまとめておこうとおもう。 最近、投資判断をする以前の話で、何をよりどころにしたら良いのか迷うことが多い。「相場」と「ビジネス」だ。この2つはまるで別のものではなく、お互いはお互いが合って成立している。だからこそ、迷うことが多いのかもしれない。 ウォーレン・バフェット氏は、相場のことを「ミスター・マーケット」と呼び、神経質に毎日「あれがあがったこれが下がった」と報告してくれる人物になぞらえた。彼は、ミスター・マーケットの報告に一喜一憂してはいけないと言っている。また、ジョージ・ソロスは、市場は間違えるといっている。現在の経済環境を紐解く理論の元には、効率的市場仮説や、ランダム・ウォーク理論などがあり、どれもこれも相場は必ず収斂するのだ、という思想に基づいているが、それは間違いだといっている。そして、「再帰性」という考え方を市場で実証したいといっている。市場は勝手に進んでいるものではなく観察者は参加者でもありえる上に、参加者の思惑は市場に影響を及ぼすので正確に観察することはできない、というのだ。 こうした理屈におぼれてしまい、ついには「何が正しいのか」自分の中でまったく、分からなくなってしまった。今の経済環境は下げ一辺倒か、と思いきやそうではない銘柄もたくさんあるし、経済環境だってどの業種も一様に下げているわけではない。良い例がアメリカの輸出産業の好調さなどだ。その中で、テルモは非常によくがんばっていた。ピジョンについても同様で、相場が下げるほどに買われていた。 テルモは、6300円から、この1週間程度で5650円まで値を下げた。「もしも」、6300円で売って、今買えば、儲けが出ている。 昨日は、ECの景気の悪さが為替にモロに出ていた。1ユーロは140円台に突入。テルモは売上の20%をヨーロッパに依存していることもあって売られた。 そもそもの配当利回りが下がりすぎているという見方もあった。5700円前後で約0.55%。インカムゲインが見直されている状況では、もっと配当利回りの良い銘柄はある。 しかし、テルモのPERは30倍を大きく超えることはなく、それほど強烈な「割高感」は無いと思って...

2008年9月2日のピジョン(7956)について

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ピジョンは今日、過去最高値をつけた。2960円。 今日はかなりの相場だった。実際、自分が予想していた理論株価は、2900円だったので、ここで一度売るかどうかを考えなくてはいけない。ピジョンに限っ ての今日の大相場は、業績予想の上方修正が原因だということは分かっている。実際、明日は利益確定の売りが先行するだろうと思う。 ここで考えなくてはいけないのは、次の2点だ。 売る 予想していた理論株価は2900円台だったので、強欲に負けず利益確定を行う。 売らない ピジョンのビジネスを信じる。 まず、売る判断をしなくてはいけないのは、理論株価=自分の予想・満足ポイントを満たしているからだ。その中で、売らないという判断をしなくてはいけないのは、長期投資を行うことでさらに利益を追うことを考えたいからだ。 ウォーレン・バフェットなら、どう考えるだろうか。自分の投資スタンスを再確認するかもしれない。買ったときに、割安であることというルールを守るため に、この価格でどう判断するべきか。今一度、ビジネス環境と財務諸表と損益計算書を再確認して、経営者は何を言っているか考えてみたい。

中国の転換社債

ってことかな。 Doblog - いちカイにヤリ 投資世代(ロシア株、インド株、中国株、ブラジル株、ADR、BRICs) - ブルームバーグによると中国株の株価のアタマを押さえている非流通株問題を解決するために中国証券監督管理委員会はエクスチェンジャブル・ボンドの活用を検討しているそうです。 エクスチェンジャブル・ボンドというのは将来、株式に転換(エクスチェンジ)することが可能な債券を指します。これを出すことで非流通株のオーナーは場で株を売らずとも、或る程度の資金を債券発行から得られるというわけです。 なお、記事を読んだ感じでは、実際にこれが採用されるかどうかはわからないし、エクスチェンジャブル・ボンドの発行条件などの詳細もわかりません。 いずれにせよ非流通株問題は中国本土株にとって引き続き大問題であることにはかわりありませんから、大量の非流通株のロックアップが切れる(ピークは2009年です)前にきちんとした方針を打ち出すという事は良いことだと思います。 非流通株のロックアップが切れる、ってのは、流通し始めるってことでしょうかね。2009年がピークなんだ・・・。中国への投資については、今、少しまた見直している。

投資先について

ウォーレン・バフェット氏を中心とした、バリュー投資に関する観点では、極論するとIT関連ビジネスへの投資には肯定的ではない。彼らの話のなかでは、消費者独占で、顧客に対してインフレ分を負担することができ、資産効率がよく、遍く人の生活に密着したビジネスがまず選定のテーブルにあがる。それから過去のEPSや、そのほか諸々の検討が行われるというのが、流れ・・・かな。 メアリー・バフェット女史の出版披露会の動画を見る機会があったのだけれど、そこでも冒頭にチューインガム(リグリー?)の話とドット・コムバブルの件など出てくるので、何となく反応。 将来にわたって、IT産業が追加投資をしなくても利益を生み続けられるか・・という話があったとすると、それは確かに難しい。IT業界、ネット業界は、ニューエコノミーとまで行ってしまって良いのかは別だが、確かに既存のビジネスと一線を画す。それは皆が言っていること。情報格差は思いっきりビジネスチャンスだったわけだけど、ITはその垣根をなくしている。それと複製のコストについても、ほぼゼロに近い。単細胞動物のように、分離してドンドン、複製を作っていける。 今まで、情報に載せていた価値は、時間と場所と量などの制約があったんだけど、ITは確かにそれを限りなくゼロにしている。この辺は、ウェブ進化論がしっかりと話をしているので、それを見るのが良いのだろう。 そういう観点で考えると、確かに長期投資という点では、非常に難しい分野なのかもしれない。バフェット氏は「人の営みは継続する」という観点において予想してるんだよね。ガムをかんで、新聞を読む・・・。この行為がITが出て全てなくなってしまうか、と言うとそう言うわけじゃない。クレジットカードだってそうだ。「人はそれを辞めないだろう」というビジネスへの投資が好き。 そう考えると、「常識」にそっているかってのも、考える。あまりに非常識だったり、先進的なものは判断材料が乏しい。常識っていうのは、やっぱり過去なんだよね。ベストプラクティスを大多数の人間が判例として持っていて、それを元に日常の生活を判断している。その常識がどんなものか、と、その範囲を知ることは非常に重要。 単純に言えば、サラリーマンがやることは、可処分所得を持つ大多数の人間がやるだろう、という予想に基づいて良いわけだ。 そう考えると、ITはどうか?たとえば...

欲の管理

投資の目的は、欲望と強く関係が有るのが普通。昨日も強欲さ具合と投資について触れたけど、今日、ストックナビ通信を読んで、こんな記述があったので、引用。 欲には限りがないのが普通の投資家だ。 おそらくは世界の王になりたいというところまでいってしまうだろう。その考えが良くないから、 神は投資の失敗という試練を与える。 強欲は強すぎる欲望なんだろうね。投資をやっていると思うことに「負け方」という考え方がある気がする。次につながる負け方というか。 というと、勝った時には自動的に次につながる気がするけど、実は勝ちも負けもその時だけの結果であって、次どうするかというのは、その結果が全て決めるのではない。強欲はその結果の見方にも影響する気がする。 やっぱり、シッダールタの、「考えることが出来ます、待つことが出来ます、断食することが出来ます」って言葉を思い出す。