2015年10月2日

VW、シリア、安全保障etc...

フォルクスワーゲン問題

最近のニュースで気になることと言えば、まずは「フォルクスワーゲン」の米国排ガス規制における不正問題です。自分もフォルクスワーゲンに乗っているもので、無視できません。TDIについて、Audiでも殆どの車種で不正問題が確認されていて210万台とのこと。

フォルクスワーゲン株は一時期、高級車が非常に好調な時期に「株買っとこうかな」とか思っていました。150ユーロ位だった気がしますが、今は、100ユーロを切ってます。120ユーロを割ったあたりがそこかな・・・と思いましたが、ドイツ製造業への懸念が広がりつつあってまだまだジリジリと値を下げています。

ちなみに、今回の不正を見破ったのは日本製の検査装置。堀場製作所製の検知装置だったようです。
  • 世界揺るがしたVW排ガス不正、見抜いたのは堀場製作所の小型測定器(Bloomberg)
    • ウェストバージニア大の研究者は取材に対し、最初に異常な排出値が出た路上走行での測定で堀場製ポータブル測定器を使用していたと確認している。屋内設備で行われる新車の型式認証時の排出値とのかい離が大きかったことがきっかけで発覚につながったが、路上走行試験は車載可能な小型のポータブル測定器でないと実施できない。
据え付け型の検査装置では見つけることができなかったようです。

シリア問題

これは意外と根が深いというか、深掘りすると面白いなと思いました。シリアのアサド首相はロシアに亡命中であんな自体なのに、のうのうと!なんて思っていましたが、以下の記事を読んでいたら、なんとなしに文脈が見えてきました。
  • コラム:シリア軍事関与に垣間見えるロシアの「お家事情」(Reuters)
    • プーチン氏の対シリア政策は、ロシアの世界大国としての地位を復活させようという大いなる戦略の一環と主張する向きがある。しかしロシアが必死に、リスクを伴いながらもアサド大統領を支えようとするのは、今やシリアが中東においてロシアが強い影響力を保持し、ずっと軍事的な基盤を確保している数少ない国の1つだからだ、と考えた方がわかりやすい
    • 実際、ロシアは米国政府こそが、アラブの春や、旧共産圏の中東欧・中央アジア諸国で起きた「カラー革命」を裏で画策し、資金を援助したのだと本当に信じている。
    • そしてもしもアサド政権が崩壊すれば、ロシアはシリアにある地中海地域唯一の海軍基地をすぐに失い、シリア内の他の軍事・諜報資産もなくしてしまうかもしれない。
    • こうした中でロシアがシリアに地上軍を派遣し、内戦に関与するのは危険極まりない。プーチン氏は、シリアにおけるロシア軍兵士の損害は、ウクライナほどは簡単に隠し通せそうにはない。ロシア軍がイスラム教徒の戦闘員を殺害すれば、自国内で報復攻撃を受けるリスクも出てくる。その上、シリア情勢はこの先制御不能となる恐れがある。
ロシアはシリアをなくすと、地中海方面への橋頭堡をなくするという危機感があるってこと?中国の埋め立ての件にしろ、共産圏のこうした動きは非常に速いです。さらに、ISなどのテロ組織・武装集団の武力行使の脅威は日に日に高まっていて、にらみを利かせる為には、国際情勢と内政事情をのバランスを取りながら、複雑なスキームで行っているのでしょうか。

憲法9条

こんなこと考えていると、日米安全保障に関する集団自衛権の話というのがどんなふうにこれから運用されるか気になります。
憲法第9条っていうと、こんな感じ。

  1. 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
  2. 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
ってことです。
最近はこれを見ることが増えましたが、見れば見るほどなんですよね。そもそもが、「正義と秩序を基調とする国際平和」ってのが、もう無理がある話しだなと思わざるを得ないんですがね。この話を持ってきたアメリカ人は自分たちの正義を振りかざして平和維持のために、軍隊を動かすわけですよね。国際平和を希求って、なんなの?って話ですね。
邪推かもしれませんが、この国際平和については望み求めることしかできないわけで、主体者として定義することはないんですね。

この文章自体一番痛いのは、国際紛争を解決する手段として武力行使を永久に放棄することをハッキリと言いきっているのだけれど、その理由がすごく曖昧にみえる。憲法9条に関する書籍を探す

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