- 昨日のFOMC・バーナンキ議長の発言により、ドル売りとなる。一部には、ドル安容認の声も。
- 円は96円台まで高騰。
- DIJは$90高
- 円が高騰しているにもかかわらず、日経平均は8,000円に挑戦する動き
- 金相場は、恐らくFOMC発表に反応して、一気に$890近辺から$950へ高騰。
- 10年もの米国債の金利が下がる(?)
- 18日のNYSE・SPDR Gold Share(GLD)は$3(3%)高。
FOMCの住宅ローン担保証券買取策などについては、以下にニュース。相場に期待が集中しているこの時期に、こうした策を素直に出して、相場が反応している様子。
FOMCの声明
FOMCの声明には、こんな一文があった。
金融市場や金融機関の安定化に向けた政策措置が、財政・金融政策上の刺激策と相まって、持続可能な経済成長の緩やかな回復(gradual resumption of sustainable economic growth)に寄与するとFOMCは予想する。
(米FOMC声明全文 Reuters)その他、声明にあるのは、以下のような話。
- 金融・住宅・消費などあらゆる分野で弱含み。今後も続きそう。
- FOMCは金融・財政が今後の緩やかな景気浮揚に向けて寄与するだろうと、FOMCは予想している。
- デフレの心配があるよ。
- FF金利誘導目標: 0%~0.25%(長期的に異常な水準を維持することは景気が悪いし、いいでしょう。)
- 政府保証のMBSの買取額を、追加で7500億ドル上乗せ、今年の総額1兆2000億ドルを設定。
- 米国債の買取額を、本年総額2000億ドルに設定
- 民間クレジット市場対策のため、米国債買取額3000億ドルを設定